「身体・環境(地球)に優しい」を基本理念に
・足し算の料理から引き算の料理へシフト
味を付けるから味を引き出す調理(素材の旨味を味わう)にシフト。
・炒める・煮る・蒸す等を再考する
味付けされたレトルト食品は美味しいが、本当に美味しいとは何か再考しても良いのでは?
・調味料(ソース・ケチャップ・マヨネーズ等)を多用しない調理
塩(旨味の要)を使いこなす事で調味料の使用を避けられる。
・余分な物を摂取しない事が身体の負担を軽減させる→身体に優しい
余分な物科学物質・・・科学調味料、防腐剤、合成甘味料などの自然界に存在しない物、等価交換の法則
・口に入れた物からしか身体を構築出来ない
人の身体も自然界の一部ゆえ、自然界に存在する物から成立っている。
精製された物や自然界に存在しない物で人を構築する事は出来ない。
・肉食中心から野菜、魚の食生活にシフトする
肉1ポンドに要する穀物は、約牛肉16ポンド、豚肉6ポンド、鶏肉3ポンドとなっています。肉食を減らす事がエコに繋がる。
又、肉の脂肪酸の融点は体温より高いため液状化されない→身体にストレスを与える。
反面、青魚・大豆の脂肪酸は身体を調節するオメガ3、野菜、果物は酵素ミネラルを多く含む。
・旬の食材を知り取り入れる
旬を知り、積極的に取り入れる。
身体の調節を司る旬な食材を食して抵抗力を高める。(夏野菜身体を冷やす、冬野菜身体を温める)
・玄米・穀物中心を基本とする
玄米、雑穀は炭水化物のみならず、ビタミン、ミネラルが含まれている。
身体に必要な必須栄養素が多種類含まれている。
さらに玄米はとぎ汁が白米より綺麗なため環境に優しい。又、糠が発生しない。
・安全イコール高コストを認識する
今や安全を買う時代になった。
放射線だけが目に見えない物質でなく、農薬もそのひとつである事を見落としてはならない。
どちらも作物だけでなく大地にダメージを与え、後々まで影響を及ぼす。
自然・有機農法を支援する事が子供達の未来を担う。安全は買うもので、高くてあたりまえを認識する。
・大地を守る事こそエコそのもの
未来のためや今より状況を悪化させないために出来ることは実行する。全て自分事と捉え、向き合い取り組む事が肝心。
・咀嚼があって吸収が行われる
長寿。生かされている長寿でなく活き活きとした生活を営む長寿。歯がある事、咀嚼出来ること。
咀嚼の働きかけで正しい吸収が行われるメカニズム。長寿の原点。
・何を食べたら良いか
自分でコントロール出来る事柄、意識の方向性で未来が変わる。
サプリ、健康食品はあくまでも補助食品、基本は食事。
エコな食生活とは、健康(心・身体)を維持する基盤、バランスの取れた食生活、ジャンクだけでもオプティマルだけでもNGで、心のバランスを取り、偏った生活をしない事が肝心。
バランスの取れた食生活を送るためにエコクッキングを実践する事が肝要。
・買い物エコ
在庫を確認して、余分な物を買わない。
三日のスパンで購入し、メニューを決めておく。
トータルで購入店舗を選別する。(単品のチラシに左右されない)
時間の節約、移動エネルギーの節約、支出の節約。
・調理のエコ
ゴミは出来るだけ出さない。(皮は剥かない、出来る限り利用)
まな板は野菜から使用して洗わない工夫をする。
茹でるお湯も上手に利用灰汁の少ない物から茹でる。
残り湯は洗い物に利用出来ればベター。
圧力鍋を有効に利用。(調理時間、エネルギーの節約)
炒め物はカットしながら順番に炒める。
・エコクッキング以前の問題点
夫婦共働きの場合、時間的余裕が少なく、調理時間が取りにくい。
そのため、中食、レトルト、冷凍食品の利用頻度が高くなる。
調理時間の減少は肉食の増加に繋がる。
調理時間の減少こそが身体のエコを損なう原因である。
・食事
家族全員で食事をする。
団欒は心のエコ。
残さず食す。
・片付け
家庭排水が環境に与える影響は大きい。
洗剤の使用、油の流出を考える。
エコクッキングとは調理だけエコではまま成らないことを理解する。
この事が始まりであり、事実を受け入れ、正しい選択を行って生きる事である。
食材の成立ち(意味あるコストか、無意味なコストかを見極める)を知り、選択を行い、調理して身体に取り込み、変換させ、命の営みを行うまでの相対的な事柄。