肉をあまり食べない方が良い理由|玄米・菜食で身体の健康を維持しよう

肉をあまり食べない方が良い理由は?

牛肉や豚肉の油脂分は体温で溶けにくいため腸内で固まり、便秘の原因の一つとされています。

腸内に排出物が滞ることにより、ガスが発生したり腸壁の細胞の働きを妨げたりするため栄養が吸収されにくくなり、健康を損ねる事態を招くことになるとされています。

体内に不健全な物を蓄えると色々な問題が生じてきます。

まず、ガスの発生によって体臭が臭うようになり屁も悪臭となります。

汗と混じるとさらに不快な臭いとなり、本人も気分をそこねる悪臭になりやすくなります。

臭いを抑えるためにコロンや香水を使用する必要が起こるわけです。

玄米・菜食を続けていると排便が良好になり、体臭が薄れてコロンなどの香りを必要としなくなります。

おそらく血液が腸で作られることに関係していると思われます。

血液は全身に循環し、身体の隅々の毛細血管に到達して皮膚から不純物を含んだガスが排出されるからではないかと思われます。

豚・牛その他の食肉の大半は哺乳類です。

人間同様、母体から出生される生き物なのです。

姿形こそ違えど人間と同類なのです。

保健所に勤務していた友人から聞いた話ですが、牛が屠殺場に運ばれ順番を待っているとき、涙を流しているのを目撃し自覚しているんだと思い心が痛んだそうです。

おそらく牛だけでなく、その他動物(哺乳類)達にもきっと感情が存在するのでしょう。

負の感情に満たされた細胞を食するということが人の身体に及ぼす悪影響に少なからず繋がるはずです。

それを減らすには感謝心をもって頂く事が肝心かと思われます。

食肉と資源との関係

話が少しそれましたが、食肉をつくりあげるためには色々な資源を必要としています。

化石燃料、水資源、飼料等をかなりの量を使用しなければ成り立たない仕組みになっているのが現在の飼育法です。

地下水の汲み上げ過ぎで陥没などの被害が出ていたり、飼料に回っている作物を人に回せば食糧事情もかなり改善されると記されています。

食用肉の生産を減らすことができれば環境にとって良い方向に進むとと言われています。

かのポールマッカトニーも肉を食べない日を週一日でも設けようと唱えています。

意図は分かりかねますが、自然環境を考慮しての発言かと思われます。

武士や一流アスリートが取り入れている食生活

日本における戦国時代の武士達の食事も米中心で蛋白質は野鳥が主体だったそうです。

現在の一流アスリートの中で栄養学を取り入れた食事を行っている方達の多くは、動物性の脂肪を取らないような食生活をしていると聞いたことがあります。

野球の松坂選手がTV番組のインタビューで「肉は胸肉の皮を取り除いた物しか食べないようにしている」と答えていました。

長渕剛さんが以前、ラジオでおっしゃってましたが、時間帯で食べるものがある程度決まっていて、肉類は鳥のささ身か胸肉の脂身を落としたものが基本と言われていました。

なのにあの身体を維持していることが、肉中心の食事でなくても可能であるということ証明していると思います。

トムクルーズやマドンナも、専属の料理人に明治維新前の食事を今風にアレンジして調理してもらっていると記された雑誌を読んだ覚えがあります。

二人とも一級品の美味しい物を知っているのに玄米中心の質素な食事が基本だそうです。

マドンナのツアーに同行していたダンサーの方が自分達には最高の食材を使った食事を用意してくれていて何を食べても感動の連続だったそうです。

ですが、マドンナは本当に質素な食事をしていて、真似をしてみたけれど一日でギブアップだっそうです。

でも、彼女の身体は洗練されて輝いた身体を保持しています。

トムクルーズもスタント無しの撮影を可能にする身体能力を保持しています。

肉をあまり食さなくても武士や彼らのような身体と身体能力を保持できるのです。

欧米人は赤身の肉を主に食し、脂身はさほど摂取せず豆類や穀物を一緒に食するスタイルが基本となっていて、さらに腸も日本人より短いため弊害が少ないと思われます。

逆に日本人は腸も長いし脂身を好む人が多く見られるため弊害が顕著になったと思われます。

食べるなら赤身が宜しいかと思いますが、やはり脂身の旨さを知っている我々には難しい事でしょう。

ですが、肉を食べる時は回数を減らすか、食物繊維を多く含む野菜を一緒に食する習慣を身につけましょう。



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