塩分・オリーブオイル・陰陽のバランスなどについて|FUKKOの考え

塩分について

塩分は人としての営みを行っていくうえで必要不可欠なものです。

塩分は精製塩と自然塩とに分かれます。日本人は古来から自然塩を取り続けてきたのですが第二次世界大戦後、人塩を取るようになってしまいました。

精製塩はエンカナトリウムのみミネラルを含みません。害あって一理もありません。

自然塩には海水塩と岩塩がありそれぞれの特徴がありケースバイケースで使い分ければ良いと思います。

岩塩は海水塩に比べてマグネシウムが比較的少ない事が特徴です。

マグネシウム(ニガリ成分)は蛋白質を凝固させる働きがあるため内臓を硬くする可能性がありますが必要以上に塩分を取り過ぎなければなんら問題はありません。

自然塩は食材の旨みを引き出し防腐剤の役目も果たします。

オリーブオイルを使用すること

オリーブオイルはオメガ9と呼ばれる不飽和脂肪酸が68%、飽和脂肪酸22%オメガ3とオメガ6合わせて10%で構成される理想的な油脂です。

体内で必須脂肪酸として有効な働きを促すバランスのとれた油脂と言えます。

特徴

・動脈硬化のリスクが緩和される
・LDLコレステロールの血中地を下げる
・抗酸化物質が含まれるため免疫力が上がる
・加熱をしても酸化しにくい
・生でも加熱して食しても身体の酸化がしにくいため細胞の老化を妨げる。

使用する理由

メリット

・揚げ油、炒め油に使用してから胃もたれしない胸焼けしない
・食味が良い
・上手くつかえば廃油の量がかなり少なくすむ
・油煙による壁などのべたつきが少なく掃除が簡単
・美容と健康に貢献する

デメリット

・価格が高い
・香り、味に癖があるため年配の方のなかには気になる方がいる。当店では比較的香り・味に癖がない物を使用しています。

以上、メリット・デメリットがあるがメリットの方が上回るため使用する価値が大きい

陰陽のバランス

世の中は陰性と陽性のバランス中庸で成り立っています。月と太陽・根菜類と葉菜類・晴れの日と雨の日などなど

食物の陰陽

陰性の食べ物

・大地から宇宙に向かって伸びる外に向かう力を持つもの葉菜類
・身体を冷やし緩めるもの夏野菜・果物・砂糖・アルコール・科学調味料など

陽性の食べ物

・大地から地中に向かって伸びる力を持つ物根菜類
・身体を温め締めるもの肉類・魚貝類・乳製品・発酵食品・油など

陰性の食べ物は血を薄めてきれいにする力があり反対に陽性の食べ物は血を濃くして強くする力があります。

陰性に偏ると血が薄くなり生命力が低下してしまいます。反対に陽性に偏ると血が固まって汚れ病気の原因になります。

どちらにも偏らないようにバランスをとって真ん中(中庸)に近づけることがより良い生活を送る事が出来ると思われます。

日本の調味料の味噌・醤油や塩は陽性 砂糖・酢などは陰性の性質を持っていること利用して調理すると味つけが上手くいきます。

食材を陰性でゆるめて味がはいりやすくして陽性で締めて味を閉じ込めることで味がしっかりした料理となります。

地産地消

地産地消の基本は一般的に住んでいる地域の近辺で採れた農作物や魚介類を食した生活を営む事です。

地域の物を食する意味合いは気候風土に適した物が生息するからです。

その土地土地の環境に適した農作物を食する事で人は環境に適した生活を送る事が出来るのです。

南方の地域は身体を冷やす食物が多くみられ反対に北方の地域は身体を温める食物が多くみられ、魚貝類も近海の条件にあったものが育ったたり集まってくるのです。

気候風土に合った生活を送るためにはそこで育つ農産物や魚貝類を食する事に尽きます。

食物繊維

食物繊維は小腸の消化酵素に分解されずに大腸まで届き排便作用を促したり血糖値を下げる働きがあります。

最近メディアで取り上げられるよになり注目される食物繊維ですがもともと日本人は必要量を摂取する食生活を行ってきていたのです。

それが欧米食カタカナ料理に移行されるにつれて摂取量が減少し腸に関連した病気が増えたのではないかと言われてます。

栄養素的には見落とされてきた食物繊維、実は重要な役割があったのです。



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