この間、家で「酢大豆」を作ってみました。
作ったといっても生の大豆をお酢に漬けるだけの、とても簡単なものです。
作ったきっかけは、以前あるお店で食べた「酢大豆」がとても美味しかったのですが、この間ネットを見ていたら「酢大豆」の作り方が載っていて、思ったより簡単にできそうだったので作ってみることにしました。
ただ美味しかったからという理由だけで作ったのですが、「酢大豆」って健康のためにも、美容のためにもとても良いものらしいです。
ダイエットにもなるそうですよ。
驚きの栄養成分!
まず大豆には必須アミノ酸がバランスよく含まれており、
良質のたんぱく質を摂ることができます。
肉や卵にもまけない良質なたんぱく質だそうです。
植物の中では唯一お肉に匹敵するたんぱく質をもっているんだそうです。
その他にもコレステロールを低下させる大豆レシチンや食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、女性に嬉しいイソフラボンやサポニンが含まれており、「自然のバランス栄養食」と呼ばれています。
大豆イソフラボンは身体の中で発生した活性酸素を除去するための抗酸化力を高めてくれます。
活性酸素は身体の中で細胞を傷つけ、病気や老化を引き起こす元になりますので、除去しなければなりませんが、
年齢と共に身体の抗酸化力が衰えてしまうそうです。
そこで大豆イソフラボンがその抗酸化力を再び高めてくれるというわけです。
また大豆イソフラボンは女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをするので、ホルモンバランスを整えてくれたり、美肌効果やバストアップなどを期待することができます。
また骨を丈夫にしたり、自律神経を整えたりする働きもしてくれるそうです。
でもエストロゲンは加齢と共に減少していくので、外から補ってあげるなら若々しさを保つことができます。
特に更年期の女性にとって更年期障害による症状を軽減する効果を期待できますし、更年期になりやすい骨粗しょう症の予防にもつながります。
大豆イソフラボンの良い効果は女性だけではありません。
男性にも効果があるんです。
大豆イソフラボンを摂取することで、男性の抜け毛、薄毛予防を期待できるんです。
髪の毛のことで悩んでいる男性はかなり多いと思います。
女性はそれほど気にしていなくても、男性は髪の毛のことには敏感ですよね。
大豆イソフラボンには頭髪とは逆に体毛を薄くしたり、体臭を少なくする効果もあるそうです。
また肌の調子を整え、ニキビなどをできにくくする効果もあるそうなので、男性にとっても大豆イソフラボンは魅力的ですよね。
また大豆サポニンには、強い抗酸化作用があるので、ガンの予防やアンチエイジング効果が期待できます。
また肝機能の障害を改善する働きもあるようなので、飲酒をする人はぜひ摂取したいですね。
コレステロールや中性脂肪を低下させる効果もあるようです。
大豆パワーを効果的に摂取!
これらの栄養素は大豆を加工したものよりも、大豆そのものを食べる方が効率的に栄養素を摂取できるようです。
でも豆腐とか納豆とか、大豆の加工食品はよく食べているけど、大豆そのものってなかなか食べてないなあ。
そこでこの「酢大豆」は大豆そのものを食べることができるので、オススメです!
大豆の効果に加えて、
・お酢の疲労回復効果
・血液をさらさらにする効果
・血圧を下げる効果
が増し加わっているので、嬉しいですよね。
酢大豆の作り方
作り方はいろいろあるようですが、私は大豆を水洗いし、瓶に入れ、大豆の倍量のお酢を注いで一週間置くだけの簡単な方法で作ってみました。
他にも大豆を乾煎りしてから浸ける方法や大豆の水煮を使う方法などがあるようです。
生の大豆で作ると少し青臭さが残るので、それが苦手な方は乾煎りしてから作るほうが良いと思います。
またすっぱいのが苦手な方は甘みを足すこともできます。
私はおやつ代わりに食べたかったので、少しハチミツを入れて食べやすくしました。
またお酢を黒酢で作るのも良いみたいですね。
黒酢は長い時間を掛けて醗酵、熟成しているので一般の穀物酢にくらべて、アミノ酸やビタミン、ミネラルが多く含まれます。
それで脂肪の燃焼がうながされるのでダイエットに最適ですし、大腸の働きを活発にするので便秘予防にも効果的です。
酢大豆は朝10粒、夜10粒くらいを食べると良いようです。
私はおやつ代わりにも食べています。
結構お腹にたまるので、余分なお菓子を食べずにすみます。
今はまだ作りたてなので味に深みがありませんが、時間と共に少しずつ美味しくなっていくみたいなので楽しみです。
またそのまま食べる以外にも、付けているお酢と共にドレッシングにしてサラダにしたりサンドイッチに入れたりと、いろいろアレンジ方法もあるようなので、試してみたいと思います。
ちょっとした事で健康になったり、あるいは健康を損なうことになりますけど、酢大豆は本当に健康に役立つ成分たっぷりなので、わずかなことで健康をキープするのにピッタリなものだと思います。
そして女子にとってうれしい美容効果たっぷりの成分がありますので、高い美容液を買う前に、まずは自分の体の中から綺麗になれる酢大豆を試してみるのはいかがでしょうか?
続けてみれば効果を時間できると思いますよ!
ダイエットの味方!酢大豆の効果で健康維持&キレイに痩せる
ダイエットは女性にとって永遠の課題と言っても言い過ぎではないですよね。
以前に「酢大豆」について書きましたが、酢大豆は健康に良いだけではなく、なんとダイエットにも効果があるんですよ。
私も最近ずっと酢大豆を食べていますが、特別な努力をしていなくても少し体重が減りました。
そしてちょっと食べすぎが続いても、体重があまり増えなくなったように感じます。
レシピがユーチューブでもあったので掲載しておきますので、参考になさってください。
健康のために食べていたので痩せるということは考えていなかったんですけど、思わぬ効果に喜んでいます。
女優のとよた真帆さんも酢大豆でダイエットに成功されたそうで、酢大豆に関するレシピ本も出しておられます。
今回は酢大豆がなぜダイエットに効くのか、その理由について書いてみようと思います。
お酢に含まれる酢酸やクエン酸などの効果
酢大豆のベースともいえるのは、お酢と大豆ですがまずはお酢のダイエット効果から考えてみたいと思います。
お酢は人類最古の調味料とされており、古く昔から健康や美容の効果が認められて来たんだそうです。
お酢にはクエン酸やアミノ酸などの有機酸が豊富に含まれています。
そしてそれがお酢のすっぱさの元となっているんです。
お酢に含まれる酢酸やクエン酸は摂取した脂肪や身体に蓄えられている脂肪を分解してくれる働きがあります。
私たちの身体の中にはクエン酸回路と呼ばれている働きがあり、その働きにより糖質や脂質がエネルギーに変わり消費されていきます。
酢酸やクエン酸がその働きをサポートするため、酢酸やクエン酸を摂取することで身体の中に糖や脂質が溜まりにくくなり、ダイエットにつながります。
またこのクエン酸回路は糖や脂質だけでなく疲労によって生じた乳酸も分解させることができます。
クエン酸は疲労回復に効くということをよく耳にしますが、それはこのクエン酸回路の働きによるものなんですね。
疲労が早く回復するということは、疲れにくくなり、その分運動量も増えるということにつながります。
ですから結果的にダイエットにつながるということにもなります。
酢大豆を食べることによりクエン酸や酢酸を取り入れることができますが、同時に適度な運動をすることをおすすめします。
運動による疲れを早く回復することができるので、運動を続けやすくなり、また痩せる効果も高まります。
お酢に含まれるアミノ酸の効果
お酢に含まれるアミノ酸もダイエットに効果的です。
なぜならアミノ酸は基礎代謝を上げてくれるからです。
基礎代謝とは何もしていなくても、呼吸や体温維持などにより消費されるエネルギー量のことです。
その基礎代謝が上がるということは、身体を動かしていない時でもより多くのエネルギーが消費されるので、ダイエットには大変効果的です。
お酢の中でも黒酢には特にアミノ酸が多く含まれています。
人間の体の健康を維持するために必要な必須アミノ酸が多く含まれています。
この必須アミノ酸は体内で作り出すことができないので、食べ物として身体に取り入れる必要があります。
必須アミノ酸9種類の内、黒酢には8種類の必須アミノ酸が含まれているので、健康維持のためには効果的な食品と言えます。
酢大豆を作るときに普通のお酢ではなく、黒酢を使うことでさらにダイエット効果、健康維持効果を期待することができます。
大豆に含まれるたんぱく質やビタミンの効果
もうひとつのメインである大豆には良質のたんぱく質やビタミンB1,B2が含まれていますが、それらも体重減少に効果的です。
たんぱく質は筋肉を作るもととなります。
ですから良質のたんぱく質を摂取することにより筋肉量が増え、脂肪を燃焼させてくれます。
また体内の水分や血液の循環を正常に整える働きもするので、たんぱく質を十分に取ることにより、余分な水分が排出されむくみを取ることができます。
また、たんぱく質は食欲を調整する働きがあるそうです。
たんぱく質が十分に摂取されると身体は満たされたと感じるそうです。
つまりたんぱく質を取ることで食欲を押さえ、食べすぎを避けることができます。
また大豆に含まれるビタミンB1やB2には糖質や脂質の代謝を促進する働きがあるそうです。
大豆に含まれる食物繊維の効果
そして、健康食材である大豆には食物繊維がたくさん含まれています。
この食物繊維は満足感をもたらしてくれるだけではなく、便秘解消にも効果的です。
便秘になると身体にとって不要なものが排出されなくなるので、太りやすくなります。
ダイエットには便秘は大敵です。
でも、痩せたいからといって食べる量を大幅に減らしてしまうと、便秘を引き起こし太りやすい身体を作るという悪循環に陥ってしまいます。
ですから、便秘解消には食物繊維が効果的。
体から要らないものを排出しやすくすることで、太りにくく痩せやすい身体を作ることができます。
大豆の食物繊維に加えて、お酢のクエン酸が腸内環境を整えてくれるので、酢大豆は便秘解消に効果的です。
まとめ
このように、酢大豆にはダイエットに繋がるたくさんの栄養素が含まれています。
この両方のもつパワーを効果的に取り入れるのが酢大豆です。
今年の夏は酢大豆で健康的にキレイに痩せたいですね!
持続的に体重を減らしていきたい方や毎日の生活をあまりチェンジしないでダイエットしたい方には特に向いているのが酢大豆だと思いますので、試してみてださい♪
前にもこのブログでイソフラボンの効果についてあげたのですが、大豆に含まれているイソフラボンは一日の摂取量がある程度目安として決まっていますので、毎日の習慣として食べるとしても食べすぎは避けて、他の食材などとのバランスをとるのも大切ですよ!
イソフラボン効果!手作りきなこを美味しく食べてきれいになろう
先回の大豆の続きで・・・実は酢大豆を作るときに「きなこ」も作ってみました。
きなこはわざわざ作らなくても、安くで買えるのですが、豆が余ったので大好きなきなこを作ってみることにしました。
こちらも作り方は簡単です。
作り方は簡単!
まず大豆を乾煎りします。
焦がさないように弱火でへらでかき混ぜながら炒ります。
10分ほど炒って香ばしい香りがしたら、ざるにあげてあら熱をとります。
あら熱がとれたら、ミルサーで粉にし、できたものをふるいにかけて出来上がりです。
できたものはヨーグルトに入れたり、ホットミルクに入れてきなこオーレにしたり、バターと混ぜてきなこバターにしパンに塗ったりして、できるだけ毎日食べてます。
中でもお気に入りなのは、揚げパンです。
食パンを一口大にきり、フライパンに油を入れて焼きます。それにきなこと砂糖をからめたら出来上がりです。
なかなか美味しくてはまりますよ!自分で手作りしたと思うと、よりいっそう美味しく感じます。
先回は大豆の健康面の効果について書いたので、今回は美容面での効果について書いてみたいと思います。
美容面でのメリット
よく知られているように大豆にはイソフラボンが含まれています。
これは女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをしてくれ、肌の潤いを保ったり、バストアップに効果があると言われています。
女性らしい身体を作ってくれるので魅力的ですよね。
またイソフラボンには抗酸化作用があるので、アンチエイジングにも効果的です。
今から対策することにより、5年後、10年後が変わってきますよね。
またコレステロールの増加を抑えて動脈硬化を防いでくれたり、骨粗しょう症予防したりや更年期症状を軽減するのにも効果があるそうなので、将来的にも積極的にとっていきたいですね。
またイソフラボンは男性にも嬉しい効果をもたらしてくれるんです。
大豆イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをすると聞くと、男性には不必要なものなのではないだろうかと感じる方もおられることと思います。
でも実は男性にも女性ホルモンは分泌されているんです。
男性がイソフラボンを摂取することにより、男性ホルモンが抑制され女性ホルモンが活性化されます。
女性ホルモンが増えることにより、実は薄毛や抜け毛を予防してくれるんです。
そして体毛は薄くなるんです。髪の毛は増やして、体毛は減らす・・・なんか不思議な感じがしますね。
また体臭を抑える効果もあります。
男性の方で夏場の汗や体臭を気にしておられる方も多いと思います。
食べ物で少し抑えることができるなら嬉しいですよね。
でも男性の方はイソフラボンの過剰摂取には気をつけなければいけません。
前述の通り大豆イソフラボンは身体を女性らしくする働きがあるので、過剰摂取すると男性の身体が女性化してしまうことがあるからです。
納豆1パックで一日の目安量の半分は満たされるみたいなので、気をつけて摂取するようにしてください。
大豆って安いし、健康効果も高いし美容面でのメリットもあるというスーパーフードの一つともいえますよね。
前回取り上げた酢大豆だけでなく、大豆をどうやって毎日効果的に摂取するかというのは、健康を促進するためにも大切なことの一つなのかもしれないですね。
その点、日本では納豆とかお豆腐とか大豆製品が身近にたくさんありますから、比較的簡単に摂取できるのがうれしいところです。
摂りすぎには注意も
何かと話題のイソフラボンは効果も高いので積極的に取り入れたいですが、先ほども書いたように注意も必要です。
あまりに摂りすぎると月経不順など残念ながら悪影響を生み出す可能性があるといわれているのです。
イソフラボンの摂取目安量は食品安全委員会によると、一日75mgまでとなっていました(2006年のデータ)。
豆腐を1丁たべると大体60mgのイソフラボンがとれるそうです。
納豆なら1パックで35mg程度とれます。
特に閉経直前の女性はこのことを守るようにしたほうがいいそうです。
健康効果が高いものは過剰摂取で悪影響を生み出す可能性もあるので、「良いとしても節度を保ってバランスよく」が大切な事ですね!