グルテンフリーの麺類を食べたレビュー・感想
グルテンフリーの麺類を購入された方のレビューを掲載しています。
「グルテンフリーの麺ってどんな感じ?」、「想像ができない!」という方は、ここのレビューを参考にしてみて下さいね。
グルテンフリーパスタのレビュー
米粉のパスタの種類は、スパゲティとフェットチーネ。
今回は、フェットチーネを頂きました。
私、本当にイタリアンが好きで、この20年近く、イタリア食材の輸入販売のサイトにお世話になりっぱなしです。
自宅でも美味しいイタリアンを食べたいので、オリーブオイルも有機栽培のエキストラバージンオイルの無濾過、一番搾りを毎年トスカーナの農家さんからお取り寄せしています。
パスタもイタリアの某有名メーカーのパスタを使用しておりますが、もちろんデュラム小麦粉です。
なので今回は、米粉でパスタ?どんな感じ?アルデンテの食感になるの?と、疑問、期待で一杯でした。
まず、開封してみると、見た感じは生パスタのよう。
常温保存できるので、完全な生麺ではないと思いますが、乾麺と生麺の中間という印象です。
フェットチーネはクリーム系と相性が良いので、今回は、スモークサーモンのクリームソースで頂きます。
お塩を入れて沸騰したお湯に、パスタを入れて3~4分、乾麺よりも早いです。手早くできるのは助かりますね。
麺同士が、鍋の中で固まってしまうかと心配しましたが、大丈夫でした。
さて、米粉パスタのアルデンテとは?と興味津々で鍋から1本取り出して味見を・・・つるっとしっかりしたコシ。もっちり感を感じる歯応えがあります。
デュラム粉のパスタでは、芯の部分が僅かに硬い状態で引き上げますが、このパスタは全体に程良くコシがあるところで茹で上げることになりました。
さっとクリームソースであえて、伸びる前に頂かねば・・・と思いつつ、撮影に少々手間取り数分経ってしまいました。
これは食感が変わってしまったかも、と心配しながら口に運ぶと、なんとまだ先程の喉越しがそのまま!びっくりしました。
このパスタ、美味しく頂ける時間が長いのです。
米粉パスタの喉越しや食感は、小麦粉のパスタとはまた微妙に違った感じで表現が難しいのですが、あえて、小麦粉のパスタで似ているものを挙げるのであれば、セタロという知る人ぞ知るイタリアのメーカーのものに近いと感じます。
アルデンテの維持時間が長いところも似ています。
麺自体の味わいは、やはり小麦粉と全く同じではありませんが、米!というほど味の主張は強くはないので、クリーム系ソースにも良く馴染んで美味しく頂けます。
和風のパスタにしてみたら、より麺の味わいが生きるかもしれません。
考えてみると、リゾットやパエリアで美味しくなってしまうお米の懐の深さを考えると、麺にしてイタリアンで美味しく頂けるのは当然かもしれませんね。
これから、米粉パスタの研究という楽しみができました。
イタリアンの定番との相性を調べたり、和風で新しいレシピを作ってみたり、またご報告していきたいと思います!
アーティチョークとツナのバジルソースのパスタです。
ツナは由比缶詰所のオリーブオイルのツナ缶を使っています。